よくあるご質問
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葬儀社を比較検討するときにそれぞれの提供するプランに目がとまりますが、葬儀を経験した方でないとプランの内容を理解することは難しいと思います。まずは気になる葬儀社をいくつか選んでいただき無料相談を受けてください。いくつかの葬儀社とお話することで金額のことや葬儀社の雰囲気を感じ取れると思います。
まずは近親者に連絡を入れます。次にご本人と親しい関係の人、本人に会わせたい人などに連絡をいれます。もしもの時に連絡をする範囲を決めておくと慌てずに落ち着いて行動できます。また菩提寺や信仰している宗教などがあれば事前に関係者にご相談しておくと安心です。
葬儀社についてはどの業者に依頼するかを身内と相談し、検討しておくことが大切です。事前に見積もりを取ると安心です。
葬儀の日時については、
①ご遺族の希望
②お寺様(宗教者)の都合
③葬儀会場の空き状況
葬儀の場所については、
①自宅から近い式場
②参列者の集まりやすい式場
③寺院や教会(宗教施設)
④自宅・そのほか
葬儀の規模と内容を考慮して担当葬儀社と相談の上決定いたします。
お布施とは、僧侶にお渡しする金品のことやその行為のことを指します。法事や葬儀の際に読経のお礼としてお布施を僧侶にお渡しします。金額が決まっていることもありますが、本来は施主が金額を決め、心を込めてお渡しすることです。ご家庭の状況は様々ですから、菩提寺やご関係の僧侶に直接ご相談されるか、ご親戚や葬儀社に相談されると安心です。
故人との関係性が最も近い人が務めることが多いです。一般的には故人の配偶者、配偶者が高齢の場合や他界されているときは、子供が務めます。あくまでも一般的な順序なので、その時の状況により兄弟姉妹や親が務める場合もございます。
①近親者への連絡
②故人を安置する場所を決める
③葬儀社に連絡し安置場所までの移動を依頼
④医師から死亡診断書を受け取る
⑤菩提寺など宗教者への連絡(深夜の場合は翌朝連絡)
また葬儀社をすぐに決められない場合は、病院等で紹介される業者に故人の搬送だけを依頼し、落ち着いてから気になる葬儀社を比較検討し決定することも可能です。
⑴会場と日時を決定、菩提寺(僧侶)の予定を伺い親族親戚と相談しましょう。
⑵墓石の字彫りと納骨の依頼、石材店に法要日時を伝え、墓石に刻む戒名など文字の確認をします。
⑶御位牌の手配、ご葬儀のときのお位牌は白木の仮位牌です。四十九日法要までに本位牌(塗りの位牌)を仏具店か葬儀社に依頼します。ご依頼から出来上がりまでに2週間程度はかかるのでお早めにご準備ください。
⑷お斎(食事)の手配、仕出し料理の手配や料亭の予約、お寺様、陰膳、参列人数を加えた数を計算しましょう。
⑸お塔婆の依頼、お塔婆を立てる方のリストを作成し、フリガナを付けてお寺様にお渡しします。
⑹お供え物の準備、通常は果物やお菓子をお供えします。
⑺生花の準備、御本堂と墓前にお供えする花をご準備ください。
⑻引き物、招いた方に差し上げる手土産、全員にお渡しするのではなく一家族1つでかまいません。
⑼お布施の用意
【四十九日法要当日の準備】
⑴骨壷
⑵遺影写真
⑶白木位牌(仮のお位牌)
⑷本位牌(新しいお位牌)
⑸お供え物
⑹お花(御本堂と墓地)
⑺引き物
⑻お布施
<補足>四十九日法要は寺院によって申し込みの方法や準備する内容が異なる場合がございます。日程を決めるさいに菩提寺(僧侶)にご確認ください。
【 葬祭費の支給について 】
国民健康保険加入者・後期高齢者医療被保険者の方が亡くなったとき、葬儀を行い費用を支払った方に申請により支給されます。期限は、葬儀を行なった日の翌日より2年以内です。23区は一律7万円支給されます。
【 申請方法 】
提出先は、故人が住んでいた市区町村役場です。申請に必要なものは、
①葬儀代金領収書の写し(あて名が申請者名となっており内訳が葬儀代金と記載のあるもの)
②亡くなった方の保険証
③亡くなった方のマイナンバーカード(個人番号カード)または通知カード
④申請者の印鑑(スタンプゴム印は不可)
⑤申請者の振込先(口座番号等がわかるもの)※葬儀社から説明がない場合がございます。詳しい内容はお住いの市区町村役場へお問い合わせください。
葬祭費等支給申請書(世田谷区)
【 埋葬料の支給|社会保険 】
会社員等で健康保険に加入の場合は、埋葬を行った方に埋葬料として定額5万円が支給されます。退職した後に亡くなった場合は、3か月以内であれば請求できます。埋葬料の申請ができる人がいない場合でも埋葬を行った方に埋葬費が支給されます。被保険者の家族が亡くなった場合でも家族埋葬料として5万円が被保険者に支給されます。
【 埋葬料(費)の申請方法 】
➀申請先、故人の勤務先の管轄の協会けんぽ(年金事務所)または健康保険組合。
➁申請者生計を維持されていて埋葬を行った人(該当者がいない場合は埋葬を行った人)
➂申請に必要なもの葬儀費用の領収書、印鑑、保険証、申請書など代理人の場合は委任状が必要。
➃申請期限、埋葬料(死亡日の翌日から2年以内)埋葬費(埋葬日の翌日より2年以内)※葬儀社から説明がない場合がございます。詳しい内容はお住いの市区町村役場へお問い合わせください。
①会葬御礼品・・・通夜、告別式に参列された方皆様にご会葬のお礼として渡します。会葬御礼として渡す品物、500円から1000円程度のものが多いです。(お茶、コーヒー、菓子、ハンカチなど)
②香典返し・・・香典に対する返礼として渡します。葬儀当日にお返しする場合と四十九日の忌明け法要後にお返しする場合があります。目安としては香典金額の三分の一から半分をお返しします。
⑴当日返し…葬儀当日に香典の返礼として(その場返し、即日返し)2000円から3000円の品物(お茶、コーヒー、菓子など)※高額の香典の方には49日法要後に三分の一から半分にあたる品物か選べるカタログギフトを手配します。
⑵後返し…49日法要後にお返しする(忌明け返し)金額の三分の一から半分を返します。高額の品物を選ぶことは難しいので選べるカタログギフトを送ることが多いです。
【供花・枕花のお礼】
葬儀のときに香典とは別にお花を頂く場合がございます。頂いたお花についてもお礼をします。香典返しとお花のお礼を合わせた返礼でも問題ありませんが、お花についてのお礼の手紙を添えるとより丁寧です。
【弔電のお礼】
いただいた弔電に対しては、葬儀後一週間以内に直接お礼を述べるのが良いでしょう。高額な弔電をいただいた場合は、品物を添えてお礼するとより丁寧な形です。
【お香典】仏式のお悔やみの際に用います。葬家にお渡しする金銭のこと、御香奠の奠(典)は、神仏に物を供える意味、死者に手向けるお香や花の代わりに金品を供えるという意味になります。昔はお金ではなく、それぞれがお香や米をお供えしました。〈補足〉お釈迦様が入滅されたときに弟子たちが香木を持ち寄ったという史実から今に続いてます。
【御霊前】「霊」の前にお供えすること死者の御霊に捧げ供える意味があり、仏式以外の神道やキリスト教でも使用できます。
(神式…御霊串料・御榊料・御霊前)
(カトリック…御花料・御ミサ料・御霊前)
(プロテスタント…忌慰料・御花料・御霊前)
故人が仏となっていない期間は御霊前、四十九日法要により仏となるため、四十九日法要の後に行われる法要は、御佛前を使用します。【御佛前】「仏」の前にお供えすること、忌明け後(四十九日後)は霊から仏になるので不祝儀袋の上書きは御霊前から御佛前となります。〈補足〉御霊前と御佛前の考え方は、宗派や地域によって違いがあります。浄土真宗では御霊前は使用しません逝去したと同時に阿弥陀如来さまのお迎えにより極楽浄土へ往生することから霊という観念がありません。
死亡診断書(死体検案書)とは、言葉のとおり死亡の確認をして証明をしてもらうことです。死亡診断書と死体検案書の違いは?
かかりつけの医師がいて診療していた傷や病によって死亡したときは死亡診断書、それ以外の場合は死体検案書となります。
自宅や外出先などで突然死や事故死などの場合は、警察の扱いとなり必要が認められる場合は司法解剖や行政解剖を行います。
【司法解剖】犯罪性の疑いが認められる場合に行われます。
【行政解剖】犯罪性のない異常死体に対して死因究明のために行われます。
【病理解剖】死因究明と医学の向上を目的として遺族の承諾を得て行われます。
【申請に必要なもの】死亡診断書(死亡届)、届出人の印鑑(認印・スタンプ式印は不可)
【死亡届の提出】(火葬許可申請)死亡から7日以内と決められています。届け出は、故人の本籍地か死亡地、届出人の所在地のいずれかの市区町村役場で行います。※申請手続きは担当葬儀社が代行することがほとんどです。
お葬式や法事の際に必ず行うお焼香、それぞれの宗派によって手順が違うことがあります。
【歴史と意味】
お香は古代インドから続く礼法の一つです。インドでは、お香を体に塗ったり室内にまいたりと臭気を除いて人と接することが礼儀と言われています。お釈迦様がお亡くなりになられた時も、弟子たちが尊前にお香を供えたと伝えられています。お香で身を清め、お気持ちをこめて、より良い香りのお香で供養します。
【作法】
①焼香台の少し手前まで進み遺族、僧侶に一礼、
②焼香台に進み正面を向いて一礼、
③左手に数珠を持ち、右手の人差し指と中指と親指でお香をつまみ、上に向け左手を添えて額におしいただき左側の香炉に静かに入れ、一礼、
④遺族、僧侶に一礼して席に戻ります。
〈補足〉
お葬式でのお焼香の回数は、葬儀社の案内に従いましょう。会葬人数の多い時などは「お焼香はお心をこめて一回」など葬儀スタッフから案内がございます。それぞれの宗教宗派、寺院によって手順が異なりますが、お気持ちを込めて丁寧に行うことが大切です。
お彼岸とは、毎年春と秋の2回、春分の日と秋分の日を真ん中(中日)としてその前後3日間あわせて7日間のこと、この期間に行われるお彼岸は日本独自の仏教行事です。
彼岸は迷いや苦しみのない悟り世界、此岸は人間の住む煩悩に満ちた世界、仏教では彼岸に到ることを目標とし、彼岸に到ることを「到彼岸」と言います。
この彼岸に到るための修業が六波羅蜜(ろくはらみつ)です。
➀布施(ふせ)見返りを求めずに施すこと、
②持戒(じかい)慎み自らを戒めること、
③忍辱(にんにく)耐え忍び不平不満を言わないこと、
④精進(しょうじん)努力、誠心誠意つくすこと、
⑤禅定(ぜんじょう)反省、冷静、自分自身を見つめること、
⑥智慧(ちえ)真理を学び、正しい判断力を身に着けること、
この六波羅蜜を実践することで彼岸に到ることができるそうです。年に二回のお彼岸お墓参りだけでなく、この六波羅蜜を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。
樒(しきみ)とは?樒は 「梻」
とも書きます。なぜ樒を仏前に供えるのでしょうか?これはインドの無熱池(むねつち)の青蓮華(しょうれんげ)に似ていることから供えられるようになったという説があります。無熱池とはインドに伝わる伝説の池、青蓮華とは天竺の無熱池にあるとされる花のことです。日本に伝わったのは奈良の唐招提寺をひらいた中国の高僧、鑑真和上がその実を持ってきたという
説があります。
昔は臨終の際に樒の葉を使い水を与えてました。(末期の水)
現在は臨終に立ち会うことが難しいため亡くなると枕元に一本の樒が供えられ、この樒の葉を使い末期の水(まつごのみず)を行います。
末期の水(まつごのみず)とは、お釈迦様が臨終の際に水を欲したという史実から日本でも行われています。
〈樒は毒性あり〉
樒の実は劇物に指定されています。有毒成分アニサチン含有、誤食すると嘔吐、意識障害、痙攣、重症の場合は死亡することもあるそうです。匂いもきついことから昔は土葬したときにオオカミや野犬から故人を守るために棺の中にしきつめていたようです。
〈注意〉
猛毒のあるシキミの実と香辛料に使われるトウシキミ(八角)の実が非常によく似ています。
お坊さんが持ってるのは大きくて長い数珠、材質は木や石、琥珀など様々です。一般信者の方が持ってるものも材質は様々ですが短いものを使ってる方が多いです。この大小さまざまなお数珠は何のために使うのでしょうか?何かのお守り?
調べてみると語源はサンスクリット語の「ジャパマーラー」というのが考えられるそうです。「ジャパ」は唱えること、念じること「マーラー」は輪のこと、つまり「唱えるときに使う輪」「念じるときに使う輪」祈りを繰り返し唱えるときの数を数える道具、数珠を念珠とも言います。
数珠、念珠の珠の数は?
珠の数はさまざまですが基本は108個のようです。この108の半分、54個の数珠、さらに半分の27個などいろいろです。108の意味は?百八煩悩を滅ぼすため、百八尊の功徳を表す、百八三昧の功徳を表す、インドでは百八という数字が重要な意味を持つなど諸説あるようですが、昔から真言や南無阿弥陀仏を唱えるときに数を数えるために使われてきたようです。
お墓には様々な種類がございます。お寺の敷地内にあるお墓(菩提寺)、お寺とは関係のない霊園(公営・民営)、お寺が運営管理する霊園、マンションのような大きな建物の中にあるお墓など、さまざまな種類があります。
すでにお墓を持っている方は、どの種類のお墓に当てはまるのか調べておくことが大切です。
身内が亡くなったときは、病院、老人ホーム、自宅など場所がどこであっても葬儀社に連絡して安置先への搬送やご遺体の保全処置をお願いします。
次に菩提寺やお付き合いのある宗教者に連絡をしてください。お寺とのお付き合いがない場合は、葬儀社の方にご相談ください。ご希望の宗教宗派の方をご紹介していただけます。
※菩提寺があるにもかかわらず別なお寺に依頼したり、葬儀社から紹介された僧侶に葬儀をお願いするのはトラブルの原因となります。(お墓に入れさせてもらえないことがあります)